池田20世紀美術館は伊豆の穴場美術館!有名絵画と泉谷淑夫の世界
旅に出たとき、時間に余裕があればよく立ち寄る場所が美術館。
今回は東伊豆に出かけ際にひっそりと構える穴場的な美術館「池田20世紀美術館」にお邪魔して来ました。
少し彫刻はありましたが、同美術館のメインは有名絵画の数々。常設展とは別に泉谷淑夫氏の企画展も開催中だったので観てきました。
池田20世紀美術館
東伊豆の観光名所「伊豆シャボテン動物公園」や「伊豆ぐらんぱる公園」から車で移動して10分弱。
常設展の絵画は1フロアのみだったものの、ピカソやゴーギャンといった誰もが一度は耳にしてことのある有名画家の作品が豊富に飾られているのが魅力です。
受付時に写真のことを伝えると、注意点が書かれた紙を渡されます。SNSなどの投稿は禁止であるものの個人で見るためであればOKというスタイル。
禁止となっているので本記事では撮った写真を載せられませんが……
エドヴァルド・ムンクの「罪」「病室での死」や、サルバドール・ダリの「キリンキリンⅠ〜Ⅵ」、マルクシャガールの「パレード」、パブロ・ピカソの「近衛兵と鳩」、アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」など数多くの絵画を間近でじっくり観ることができました。
メジャーな観光スポットではないためか、観覧客が少なく静かにゆっくりひとつひとつの作品を観て自分だけの時間を過ごせたのが贅沢でとても心地良かったです。
1フロア下に移動すると期間限定で企画展「美しい驚き 泉谷淑夫の世界」を開催していました。
泉谷淑夫氏のことは勉強不足で存じ上げませんでしたが、独特の色使いの美しさと世界観、ストーリー性に引き込まれます。
泉谷淑夫氏の心境の変化とともに絵のタッチも徐々に変化し、次第に絵の特徴でもある羊がたくさん登場。
羊をモチーフとした新作、近作を中心に約50点の展示が行われていました。写真も手元にあるものの掲載禁止のため、ココで見せられないのが残念です。
作品を断片的でなく展示を通して総括的に眺められたのが面白く深みがあり見終えたあとの満足度が非常に高かったです。
常設展だけでも料金以上に作品は多く見応えがあるので、美術館めぐりが好きな方はぜひ。
池田20世紀美術館 施設概要
■ 所在地
静岡県伊東市十足614
■ 開館時間
9:00〜17:00
■ 定休日
水曜日
■ 料金
一般1,000円 高校生700円 中・小学生500円